産後の便秘について

産後は便秘になりがちです。

その理由のひとつが、水分不足によるものです。産後は、授乳をしているため、どうしても1日に1リットル近くの水分が母乳として排出されます。水分が足りなくなると、腸の中の水分も不足してしまい、便が固くなってしまいます。便は固くなると出にくくなるため、便秘となり、出ない時間がたつことでより一層固くなってしまいます。そのため、こまめな水分補給をすることが大切です。

ふたつめの理由は、産後の傷によるものです。出産をするときには、直径が10センチもある赤ちゃんの頭を出すために、膣と肛門のあいだにある会陰という部分が裂けてしまったり、はさみで切ったりします。その傷は、1日で縫合するのですが、どうしても便を出すときにいきむと切れてしまうのではないか、と怖くなります。そうすることによって、少し便意があってもがまんすることが続いてしまい、その結果、便が硬くなってでなくなることがあります。

もうひとつの理由は、運動不足によるものです。出産をしたあとは、赤ちゃんのお世話に毎日おわれているため、なかなか外出をしたり、運動をしたりできません。その結果、腸が動かなくなってしまうのです。適度なウォーキングなどで改善できます。